猫を飼って成長とともに、爪も伸びてきますよね
その爪で引っ掛かれると、「痛い」と思って、腕とか足を見てみると、ひっかき傷の跡がついてしまい、女性は特に気にしますよね。
そこで爪切り買ってきました。
よし切るぞーって、いざ切ろうとしたら
「ギャオー」って鳴いて暴れて上手く切れない
そんな経験ありませんか?
その悩みを解決していきましょ!!
爪の切る頻度は・長さは?
基本的には、月に1~2回程度で大丈夫です。2週間に1回は伸びているかのチェックを行ってください。
子猫の時から爪切りの習慣をつけて慣らしておくという事ができると爪切るときにとても楽になります。
また、爪を切り始める際には、生後2か月くらいから始めて大丈夫です。
切る長さはというと、尖った爪の先端から2~4mm程度で切るようにするとベストです。
猫の爪は、内側と外側の2層構造になっています。その内側にある神経と血管が通っているところを「クイック」と呼びます。
そのクイックの部分を切ってしまうと、出血や、痛みを与えるようになってしまいます。
もし出血した場合は、なかなか血が止まらないため、切りすぎに注意しましょう。
なぜ爪を切るのか
さて、なぜ爪を切らなくてはいけないのでしょうか
人間も爪は切りますよね。
ネイルする人は伸ばしてたりしますが、、、
猫はネイルしないので、そこは置いといて
猫の爪も「切らなくてもいいんじゃないか」と思う方も中にはいるかと思います。
実際に、放し飼いしている際には、獲物を狙ったり、木に登ったりするのでそこまで必要性はありません。
しかし、室内猫となると、話は変わってきます。
室内で飼うに至っては、爪を切らないことによって様々な問題が起きます。
・家の中を傷つける恐れ
・引っかかれた傷からの感染症
また、猫の爪は、一定の長さまでしか伸びず、爪とぎをすることによって、古い爪から新しい爪に代わっていきます。
高齢の猫は、爪とぎをしなくなる猫がいます。
そのため、爪を切らないと古い爪がいつまでも残り、巻き爪になってしまいます。
その巻き爪が、巻きすぎて肉球を傷つけたりする可能性が出てきます。
他にも、巻き爪によって歩きにくさから、関節までにも問題が出てきます。
高齢の猫は、特に定期的に切るようにしましょう。
爪を切るやり方のコツ
さて、実際に切ろうとしたときに、爪の出し方がよくわからない方がいるかと思います。
爪の出し方は、意外と簡単です。実際に切ろうとして、試しにやってみたら爪が出てきた方もいると思います。
爪の出し方
手のひらにある大きな肉球と、指先側にある小さい肉球があると思いますが、
指先側の小さい肉球を指で上と下から軽く押してください。そうすると、ひょこんと爪が出てきます。
爪の切り道具
爪を実際に切っていきますが、爪を切るための道具を用意しましょう
爪切りは、大きく分けて3つあります。
・ハサミ型
・ギロチン型
・ピコック型
の3種類です。
ハサミ型
ハサミ型は、先が丸くなっていて、名前同様ハサミの形をしています。
良い所は、手頃で、ハサミと同じ感覚で使えるため、初心者でも使いやすい所がおすすめです。
使い方は、爪の切る場所に刃を持っていき、切ります。
ギロチン型
この名前を聞くと、ギロチン…あまりいいイメージが無い方がいます。しかし、このギロチン型は、プロの人が多く使っています。
良い所は、切れ味が良い所です。そのため、切るときの衝撃が少なくすみます。
ハサミよりも使い勝手がいいです。
最初は、使うのに難しさを感じる方もいるかと思いますが、慣れてくると爪切りに時間がかかりにくいという意見が多いです。
ただ、巻き爪や爪が大きい猫には使いにくい所があります。
ピコック型
ピコック型は、あまり聞いたことがない人の方が多いかもしれません。
ギロチン型は穴に通して爪を切ります。その穴が丸い形から、Cの形に変わってます。
そのため、横から爪を入れて切るため、使い勝手がギロチンに比べて使いやすいです。
また、口コミでも多いのが、巻き爪にも使えるところの評価が多かったです。
ギロチン型では、巻き爪には不向きですが、ピコック型はCの形なので切ることが可能です。
切りやすさもあるため、獣医さんも使ってる方が多いようです。
暴れるときの対処法
爪を切るときに、暴れてなかなかうまくいかない時ってあると思います。
そんな時におすすめの方法があります。
・洗濯ネットにいれる
・頭に、タオル・マスクなどをかぶせる
・首をつかむ
などをすると暴れずに切りやすくなるのでおすすめです。
まとめ
爪を切るには、自分や猫に合った爪切りを選んで切ってあげるのが一番いいです。
また、人間の爪切りでも切れないことはなく、使っている方もいます。
しかし、猫の爪と、人間の爪は硬さや、壊れやすさが違う為、その点に注意して切るようにしましょう。