人間の食べ物与えてはいけないのがあります。では、ほうれん草は??

 

 

ネコを飼っていると、ついつい自分が食べているものをあげたくなったり、

目を離したすきに、おかずとか、おやつ、パンとか食べられてたりしませんか?

それって、ネコちゃんに与えても大丈夫なのか、心配している飼い主さんは、とても優しい飼い主さんですね

与えてはいけない物を見ていきましょう。また、食べてしまった際の対処法を確認しましょう。

 

食べられてはいけない物

 

基本的には、人間の食べ物は、人間用に味付けされている為、ネコちゃんには、合わない物が多いんです。

そこで、その中でも、絶対に与えてはいけない物を見ていきましょう。

 

 

ネギ類(たまねぎ、にら、ネギ)、にんにく

 

この食べ物には、アリルプロピルジスルフィドが含まれています。この物質は、赤血球を破壊し、食欲不振や、呼吸困難、貧血、嘔吐などの症状を引き起こしてしまう可能性があります。

 

アリルプロピルジスルフィドは、猫1㎏に対して、摂取量が5gで症状を引き起こしてしまうため、少量でもあたえてはいけません。また、玉ねぎの毒素は、加熱してもなくならないため、注意が必要です。

 

基本的には、玉ねぎの匂いは、ネコちゃんは嫌いです。しかし、肉料理に玉ねぎが混ざっていたりすると、肉の匂いでかき消されてしまい、食べてしまう危険性が高まります。

 

この食べ物を食べられないように、料理する際は、注意して料理しましょう。

 

イカなどの甲殻類

 

甲殻類は、主にイカ、エビ、カニなどになります。

 

この食べ物には酵素が含まており、酵素には、ネコちゃんのビタミンB1が破壊されてしまい、ビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性が出てきます。

 

酵素は過熱すれば、なくなりますが、基本的には、危険から回避するてために、与えないようにしましょう。

実際にビタミンB1欠乏症を起こすと、腰はふらつき、歩行困難になってしまいます。

特にいかは、魚の一種と勘違いして、与えても大丈夫だろうと考えがちですが、危険ですのでやめましょう。

 

チョコレート(カカオ)

 

カカオの原料になっているものに、テオプロミンが成分が含まれています。この成分には、興奮させる作用があり、ネコちゃんの中枢神経を刺激します。

 

食べてもすぐ症状がでることもなく、食べてから1~2週間ほど後に出ることがあります。そのため、原因追及するのも困難になります。

 

症状は、嘔吐や下痢、尿失禁することもあります。また、重度の症状になると、痙攣発作がおきて、最悪の場合、死に至る危険性もありますので、注意が必要です。

 

アワビ

アワビの肝には、ピロフェオホルバイドという成分があり、この成分を摂取することで、光腺過敏症を引き起こす可能性があります。

この症状によって、ネコの耳や毛は色素が薄いため、痒みや、腫れがひどくなってしまいます。

貝類はできるだけ与えないようにしましょう。

アボカド

アボカドには、ペルシンという成分が含まれており、下痢や、嘔吐、呼吸困難などの症状を引き起こす可能性があります。

 

ブドウ

 

ブドウに含まれるどの成分が影響しているか、まだ研究しているところですが、ブドウを食べると、中毒症状により、急性腎不全を引き起こす可能性があります。

 

中毒症状には、食べてから2~5時間くらいで発症することが多いそうです。症状が出ていなくても、ブドウ食べたのを確認したら、すぐに病院に連れて行きましょう。

 

症状としては、下痢、嘔吐、食欲不振、元気がない、水をたくさん飲む、お腹を痛がる、乏尿(尿の排水量が減ってしまう事)があげられます。

コーヒー・紅茶

 

カフェインは、中枢神経を興奮させ、中毒になり、体調に支障を超します。

症状としては、1~2時間ほどで、嘔吐、下痢、意識障害、痙攣が引きおこす可能性があります。

中毒になる可能性が高いので、絶対に飲ませないようにしましょう。

 

ほうれん草

生ほうれん草に含まれる、シュウ酸と呼ばれる成分が含まれています。

ネコちゃんがシュウ酸を摂取すると、尿路結石症(尿路や、膀胱に石ができる病気)を引き起こしやすくなります。

ほうれん草のシュウ酸は、加熱すると、なくなります。しかしゼロになるわけではありません。そのため、もし与える場合は、加熱して、少量だけにしましょう。

 

 

食べてしまった時の対処法

 

食べてしまった時の対処法は、2種類あります。

 

吐かせる

もし、食べてしまったことを確認できたら、まずは食べた物を吐かせるようにしましょう。

食べてはいけないものを食べると、自衛するために嘔吐します。全部出し切るまで嘔吐させましょう。

 

病院での受診

電話で症状を伝えて、病院への連れて行き方を聞きましょう。それと、食べさせたものや、嘔吐、便も持っていける範囲で持っていきましょう。それによって、判断が早くでやすくなる可能性があります。

 

最後に

人間の食べてはいけない食べ物を食べさせたり、食べられたりした際には、症状を確認して、病院に連れて行くことが優先すべきことです。

またネコちゃんに辛い思いをさせないためにも、食べさせてはいけない物をしっかりと把握しておきましょう。

また、基本的には、人間用に作られた味の濃い食べ物なので、ネコちゃんには与えないようにするといいですね。

 

 

 

 

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