ネコちゃんを飼い始めてすこし慣れてきたなと思っている飼い主さん。
自分の家族である、ネコちゃんの健康維持を考えませんか?
健康維持することで、様々な良いことがあります。
最初に言っておきますが、健康維持するには、お金がかかったり、ずっと続けて行かなくてはいけません。
そのデメリットはあります。しかし、いいことが多いです。
ネコちゃんの健康を一緒に考えませんか?
健康で大事にしなくてはいけないこととは
大きく分けると3つほどあります。
1つ目が食事
2つ目が運動
3つ目が環境
が大切になってきます。
毎日の食事を大切にする
人間同様に、ネコちゃんも毎日の食事を大切にしていかなければなりません。
ネコちゃんには、ネコちゃんに合った食事をすることが大切です。
・適正量と、適正回数をしっかりと確認して与えてあげること。
・ネコちゃんの齢や、体調によって調節してあげたりすること。
こういったことが、大切になってきます。
次に、栄養バランスも考えていかなくてはなりません。
栄養バランスで大切なのは、3大栄養素のバランスです。
3大栄養素とは、「タンパク質」「脂肪」「炭水化物」の3つです。
これは人間にも欠かせない栄養素になりますが、実は、ネコちゃんにも欠かせない栄養素だったんですね。
しかし、この栄養素の割合は、人間と、ネコちゃんで変わってきます。
タンパク質 | 脂肪 | 炭水化物 | |
人間 | 16% | 14% | 70% |
ネコちゃん | 35% | 20% | 45% |
表から見てわかるように、タンパク質が、ネコちゃんは肉食のため、約2倍も必要だという事です。
その分、炭水化物は少なめです。
この栄養を考えた食べ物が、総合栄養食というキャットフードになります。
これは、ネコちゃんの健康を維持するために考えられたキャットフードです。
この総合栄養食と、新鮮な水を準備しておくだけで、ネコちゃんが必要な栄養はある程度満たされます。
適度な運動
次に大切なことは、適度な運動です。
外にも遊びに行かしているネコちゃんなら、外で走り回ったりできますが、完全に室内だけで飼う場合は、運動という運動が、少ないため、健康にも影響してきます。
必要な運動量とは
では、1日の必要な運動量とはどれくらいでしょうか。
一般的に短毛のネコ(日本ネコ、アメリカンショートヘア、シャムなど)は、1日の運動が20分から30分必要と言われています。
長毛のネコちゃん(チンチラ、スコティッシュフォールド、ペルシャなど)は、1日の運動量が、10分程度です。短毛なネコちゃんに比べて、運動量が少ないです。すぐ疲れてしまうことが多いです。
対策方法は
では、完全に室内だと、どうやって場所を確保するかというと、犬は走り回る場所が必要ですが、ネコちゃんは、広さも大事ですが、それよりも上下運動ができる高さが必要になってきます。
家具や、机でも上下運動はできますが、傷つく可能性があるので、注意が必要です。そのため、市販されているキャットタワーを設置するのをお勧めします。
手作りでキャットタワーを作製したいという、行動力がある方は、素晴らしいですが、市販のキャットタワーだと、爪とぎする場所もあるのでおすすめです。
キャットタワーを置く際には、周りに高い家具があるところには、置かないようにしましょう。
高い家具を置くと、高さがある方にのぼって、せっかく購入したキャットタワーには登らない、という事がありますので注意しましょう。
住む環境
そして最後は、住んでいる環境が大切になってきます。
寝る場所の確保
ネコちゃんは齢を重ねるにつれて寝ることが多くなってきます。
そうすると必然的に、寝る環境の確保が必要です。夏場は涼しい所、冬場は暖かい所が必要です。
トイレの場所
ネコちゃんは、トイレの場所の確保が必要です。トイレに適した場所は、
ほかの誰かに見られないような場所。
人間、ネコちゃんがご飯を食べる場所の近くに置かないこと。
静かで換気ができるところ。
この3つを重視してトイレを設置できるといいでしょう。
床の素材
ネコちゃんはフローリングが苦手です。ツルツルしているところは歩きづらいため、絨毯やカーペットにすると、ネコちゃんも歩くことの負担が減ります。
家の中を自由に行き来させる場合は、部屋や、廊下の床もそうですが、案外抜けやすい所が、階段の床です。
子供用のカーペットを引いてみるのもいいと思います。
最後に
ネコちゃんの健康維持をさせるのは、食べ物だったり、適度な運動、住む環境が大切になってきます。
特に今から変えられる食べ物には、気を使ってあげるとネコちゃんも、健康な身体になっていきます。
人間もそうですが、身体が健康でないと、運動もできなかったり、住む環境も悪いまま維持してたりすることが多くなってきます。
まずはネコちゃんの身体の健康第一で、一緒に長生きできるようにしていきましょう!